サイレントマイノリティー

描いた未来はそこにあるか?

私の見た7年間のハイライトと。

 

 

 

 

 

 

今日、2022年のツアーが終わりましたね。タイトルにもあるように、忘れないうちに今日思ったことを私のセクゾ遍歴を辿りながら綴っておきたいと思います。自分語りですので悪しからず。

少しマイナスな表現があります。

 

 

 

わたしがSexy Zoneと出会ったというか佐藤勝利さんに出会ったのは別の人目的で見てた『ザ少年倶楽部』であったわけです。所謂キュヒ顔の勝利さんがバン!と画面いっぱいに映されて突如始まるトンチキソング。あまりにかわいい顔に釘付けになる私。清々しいほど顔が好きなんですね。今もですよ。のちにこの曲がまずSexy Zoneの曲ではないということと、ドラマでの派生ユニットであるチキンバスケッツの「私のオキテ」であることを知るのですが、まあ当時若かったわたしも今となんの変わり映えのない癖だなと関心する次第です。

 


まあ当時はハマっている別のアイドルもいたのでスルーした時期もあったり君米のMステ伝説のクソ演出独自な演出を見て萎えたりしながらもやっぱり気になってしまったアイドルのため、今まではレンタルで借りていたシングルおよびアルバムから脱出しました。当時最新シングルであった2015年発売シングルである「Cha-Cha-Chaチャンピオン」という-クソダサい-斬新なタイトルのシングルを購入し、そして気づくわけですね。

 


え?メンバー少なくね?

 


気づいてはいけないところに気づきました。今思えばとても大切な、それでいて悲しい気づきなんですが。それでまあちょっと追いかけ始めつつも、思春期でもあった私はジャニーズのどっぷりハマった推しができてしまった事実を認めないためにも目を逸らし続けていたわけです。

 


転機が訪れたのは次作のカラフルEyes。そこでかわいいかわいい2人が帰ってきて、私の本格的なセクゾ担人生は始まったんです。

 

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そこから7年。途方もなく長く、正直に言って仕舞えば、辛い7年でもありました。7年もハマれる物が自分にできるとは思っていませんでした。自分が人生において様々な挫折を経験したり、浮かれるほど楽しいことを経験したりする中で、人生のそばにはいつもSexy Zoneがいました。自分はちょっとしたマイノリティの部分を抱えているのですが、そんな自分でも、本当に居心地のいい最高のアイドルでした。

 

 

 

 



実を言うと、私は今年、Sexy Zoneのファンを辞めるつもりでいたんです。もういいかな、と言うのが正直なところで。自分の人生の過渡期を迎えているタイミングで、自分が人生の中で一番長い趣味を手放すいい時なんじゃないかと。というのは表向きの理由で。

 


自分にはもう合わないのかなと思ったんですね。10年を超えたタイミングで、先の見えない環境と自分のマイナスな時期が重なってしまって、逃げ出したくなってしまったんです。私はアイドルというものが大好きで大好きで大好きで。その気持ちを初めて抱かせてくれたSexy Zoneは、私が感情を入れすぎて、真っ直ぐに見られなくなってしまったような気がして。Twitterをフォローしてくださっている方は気づいている方ももしかしたらいたかもしれません。大切にとっておきたかったんですね。自分が好きでいられるうちに離れたいと思ったんです。

 


だから、このザ・アリーナツアーは、私にとってのSexyZoneのハイライトとして。区切りにしようと思っていました。

 


公演にはなるべくたくさん入ろうと思って。悔いのないように。とはいえ金欠な身分ですから、良識の範囲内での話ですが。そして迎えた今日だったんです。

 

 

 

まあなんとなくわかるとは思いますが、私はまだ、追いかけ続けたいと思いました。そしてそう思った理由は決して自担だけのことではなく、総合的に見て、好きだと思わされてしまったから。

 


まず静岡公演に入るまでは心変わりしていませんでした。かっこいいSexy Zoneが見れて満足ではあったしいいライブだなと思っていたんだけど、やっぱり自分の見たいSexy Zoneとは少し違っていたし。一瞬一瞬にもやっとするところがないわけじゃなくて、そっちに気が取られて集中できなくなったり。

 


ただその間はとても長くて。その間にメンバーほとんどがコロナになったり自担がライブを人生で初めて欠席したりして。Sexy Zoneに対して「負けないで!」という思いが先行し始めたりして。どうした?今日まで少しずつセクゾばなれできてたじゃん。そう思いながらも参加した静岡初日昼。

 


これはまずい。

 


なんかグループめっちゃあったかくなってない?勝利さんめっちゃギラギラしてない?珍しく下ネタMCやってなくない?と。

 


名古屋公演との間で勝利くんは本当に二人目の佐藤勝利を召喚したのではないかというくらい別人のようで。まさに佐藤勝利帝国そこにありで。センターで頼りなさげに自信なさげに、でも使命感だけでそこに立っているような不安定で儚くて弱い勝利くんはいなかった。私はそんな勝利くんが世界で一番好きだったけど、今の勝利くんの方がもっと好きだと胸はって言えるような、革命的な人間になっていた気がする。佐藤勝利は自分の意志でステージに立っていたし、Sexy Zoneの顔として、マスコットとして、アイコンとして確立している佐藤勝利だった。昔と変わらないくらい痩せていたし細かったし可愛かったけれど、勝利さんはもう次の段階に立っていて、そして私を焚き付けてくれた。

 


負けてられん。

 


私はアホなので、アイドルと戦おうとしています。勝利くんはこの11年で、そして私の見てきた7年でこんなに変わったのに私ときたらどうだ。この人らに負けてられないって。

 


そう思わされた昼公演だった。

 


そして迎えた今日2022年8月21日。私は晴れて、Sexy Zoneから降りて、そしてSexy Zoneのファンになりました。

 


聡ちゃんは聡さんになっていたし、中島健人Sexy Zoneのケンティーに、菊池風磨Sexy Zoneを愛してくれてた。メンバー一人一人の成長と愛情を感じて、そして私はこの人たちと人生を共に歩んでいきたいんだと思わされたWアンコだった。

 


私は今日の今日までSexy Zoneはなんでバラバラなんだろうとか、なんでこう不運に見舞われやすいんだろうとか勝手に思っていたし、勝利くんのいるグループとして好きなグループ、くらいのポジションの時期もあったりした。

 


だけど、私は元からSexy Zoneのことが好きだったみたいです。聡さんの心身ともに成長した姿に涙が出たのも、中島ティ〜様が嬉しそうにMCで笑っている姿を見て自然と笑顔になれるのも、菊池がメンバーの目を見ながら『Stay Together』と歌う姿を見て胸打たれるのも、Sexy Zoneが大好きだったからなんだって。今日感じることができました。

 


だから私の心にSexy Zoneを留めるのは7年で終わりではなくて。これからの普通の毎日をハイライトにするために。

 

 

 

Stay Together. 大好きです!❤️💙💜🧡💚

 

 

 

私の見た7年間のハイライトと、明日から。